イベント

2022.03.11

3/6(日)シンポジウム報告


3月6日(日)午後、
中学生・高校生対象のシンポジウムを開催しました。





2021年度最後となるグローバルセミナー・シンポジウムは、
テーマを「グローバルに活躍する仕事」と銘打ち、
後半となるシンポジウムには
格闘ゲーム界のスーパーコンピューターといわれる
東大卒のプロゲーマー ときど選手(Rohto Z!)を
講師に招いてお話を伺いました。





「プロゲーマー」という職業について、
また、近年急激に広まった「e-sports」についてお話をいただきました。




「ストリート・ファイター」シリーズなどのような
FPSと呼ばれる格闘ゲームは日本発祥のもので、
現在では世界中で大会が行われるほどグローバルなものとなり、
特にアメリカやヨーロッパ、中国などでは大規模な大会が行われているそうです。




謎に包まれた「プロゲーマー」という職業についても、
職業として成立するために一番大切な収入源についてなど
なかなか聞くことのできない内容も聞くことができました。





また、東大卒という異色の経歴をお持ちのときど選手ならではの
経験談を、海外経験について
 1、「過去」~初めての海外との接触、海外遠征~
 2、「現在」~ゲーマーの立場から見たグローバルとの接点~
 3、皆さんに伝えたいこと
上記の3つの項目に分けて、とても分かりやすくお話をいただきました。




ご本人の、初めての海外遠征へ行かれた高校生の時の経験や葛藤の話は、
中高生の「いま」と重なり、参加生徒さんの心に響いたのではないでしょうか。





参加中高生と同じ目線で語られる内容はとても分かりやすく、
皆さん親近感を持ってお話を聞くことができたと思います。

また、現在世界で活躍しているときど選手の
「いま」の世界とのつながり。世界レベルで勝利するためには、という
お話にも、皆さん興味深く耳を傾けていました。




生徒さんからは、
 -ゲームをしながら東大受験との両立はどのようにしましたか?
 -東大を出たのに、あえて収入が不安定なプロゲーマーにどうしてなろうと思ったの?

など質問がされ、ときど選手には丁寧にお答えいただきました。





最後に、
 「機会があるのならば、ぜひ世界という場所に足を運んでみる」
 「語学に触れる機会を増やす」
若いうちにモチベーションさえ上げれば、機会は転がっている!
できるだけ若いうちに、学生のうちに世界に触れて視野を広げることが
いかに大切かを説いていただきました。




 





「世界は楽しい。少しの勇気とコミュニケーションで
可能性は無限に広がる!

という言葉が心に残りました。





休憩をはさんで後半はプロ選手にチャレンジ!!ということで、
実際にストリートファイターというゲームで、
ときど選手と対戦しました。






ストリートファイターをプレイしたことがある人も、
まったくの初めての人もいましたが、参加者全員が
ときど選手と対戦チャレンジ!
プロに挑む貴重な経験となりました。




(当センターのネイティブ講師が一番盛り上がっていました…笑)




 これで2021年度の3回にわたるシンポジウムは終了です。





2022年度も、全3回の開催を予定しています。
 第1回目  7月16日(土) 13:30~15:30
 第2回目 12月11日(日)  13:30~15:30
 第3回目  3月 5日(日)  13:30~15:30
第1回目の7月は土曜日の開催となりますので、
日曜日にご都合がつきにくい方にもご参加いただけるかと思います。

近くなりましたらホームページにて詳細をご案内いたします。

お楽しみに!